気仙沼市立病院

診療科・部門案内

臨床工学室

はじめに

 当院臨床工学室には9名のスタッフが配置され、生命維持管理装置等の中央管理や、体外循環治療等の業務を行っています。
 生命維持装置等管理義務においては、人工呼吸器をはじめシリンジポンプや輸液ポンプ、フットポンプ、低圧持続吸引装置の管理などを行っています。
 また、体外循環治療については、維持透析だけでなく、急性期のCRRT(持続的腎代替療法)や吸着療法、腹水濾過還元再静注療法なども行っています。

仕事の紹介

生命維持管理装置等の中央管理

人工呼吸器をはじめ、輸液ポンプやシリンジポンプなどの点検業務を中心に、麻酔器使用前点検業務やCRRT(持続的腎代替療法)、吸着療法、腹水濾過還元再静注療法などの業務を行っています。

体外循環治療

当院では、以下の治療を行っています。

  • 血液透析(HD)
  • 持続緩徐式血液濾過透析(CHDF、CHF)
  • 血液吸着(HA)
  • 胸水・腹水濾過濃縮再静注法(CART)
  • 顆粒球除去(GCAP)、白血球除去(LCAP)

透析センター勤務の臨床工学技士は、日勤帯5人、夜勤帯1人の体制で業務を行っています。

  • 全患者数 168名(R6.3月末現在)

透析センターでは下記の機器を使用しています。

透析患者監視装置

DCSー200Si 日機装 27台
DCSー100NX 日機装 3台
DCSー27 日機装 24台
DBBー27 日機装 2台
DCGー03 日機装 4台

透析液製造装置

DABー50NX 日機装 2台
AHIー502 東亜DKK 2台
BHIー502 東亜DKK 2台
FCーREシステム ダイセンメンブレンシステムズ 2台

電解質測定装置

EX-G 常光 1台